本当の声を聞かせておくれよ

 


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弱い者たちが夕暮れ さらに弱いものをたたく

その音が響きわたれば ブルースは加速していく

見えない自由がほしくて

見えない銃を撃ちまくる

本当の声を聞かせておくれよ

https://ord.yahoo.co.jp/o/video/RV=1/RE=1590621400/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cHM6Ly93d3cueW91dHViZS5jb20vd2F0Y2g_dj1faFZhUmlPUFpMRQ--/RS=^ADBmTErtLZxPg5.Y9zvKewk7hDkU4c-;_ylt=A2RiomJXo81ezCEA6guHrPN7

ブルーハーツ

train trainより

 

弱いものが、されに弱いものをたたいたその記憶はとても苦しい

自分がとても傷ついて刃を自分にではなく他人に向けた記憶

それはいまだずっと消えずに残っている

それをどうしたらなかったことにできるのか

どうしたら苦い思い 惨めな思いを繰り返し味わわなくて済むのか

どうしたら、しょうがなかったんだよと自分に言い聞かせることができるのか

繰り返したくなかったから強くなりたかった

自分も傷つきたくないし人のことも傷つけたくないと強く願うのだけれど

やはり傷つけられ

どす黒い感情は

自分が生き延びるためのいけにえを探している

 

ヒミズ古谷実 作

Wikipediaによるあらすじは以下

中学生にして貸しボート屋を営む住田祐一は、不遇な現実を諦観しつつも、平凡な生活を送ることを夢見ていた。ところがある日、かつて蒸発するも戻って来た父親がらみで暴力団から暴行を受ける。しかも母親が中年男と駆け落ちして失踪したことを機に孤立無援となった挙句、それに耐え兼ね父親を衝動的に殺害するという取り返しのつかない事態に陥り、天涯孤独の身となる。住田は普通の人生を送ることを諦め、「悪い奴」を殺すべく、夜の街を徘徊するようになる。
茶沢景子は住田が天涯孤独になる以前から気にかけており、彼が殺人行動を起こしたことを知ってもなお救い出そうとする。しかし、茶沢の想いとは裏腹に、住田の人生は深い絶望に落ちていった。

 

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住田は不幸だ。

しかし、住田の人生はドラマだ。

 

だけれど、人を死に追いやる

匿名たちの人生に

ドラマはあるのだろうか。

・・・・・・・

そうだこいつだこいつならみんながやっているじゃないか

こいつは悪い奴だこいつだよこいつ

お前消えヨロ何様だいらねえんだよ

・・・

なぁみんな俺もやってやったぜ

俺もおんなじあんたたちと

きもい奴はやっちゃおうぜ

みんなのためだよ

そうだろ

 

そ?う???だ??????????ろ???????????????????

??????・・・・………… ‥   ‥     ‥   

 

消えるそれは泡だろ

 

泡を吐きながら消えていってほしくない、

せっかく緊急事態宣言が解除になったのだから、外に出てみよう。

たとえ、外の全てが敵で、すべてが怖いとしても。

人を傷つけるより、自分が傷ついた方がまだいいだろ、本当は。

 

※今回のブログは、出来事を特定しての記事ではないことをご理解ください。