田無に住んでいたころ、
きっかけはなんであったか、
思い出せないのだが、
西荻窪にある、
ほびっと村というところに行った。
今から40年以上前の話だ。
それが、もうあなた、わたしにどんぴしゃり、
はまりました。
ほびっと村というのは、
3階建ての黄色いビルで、
1階が有機野菜を売る八百屋さん
2階がオーガニックのレストラン、
3階がフリースクールと本屋さん。
1階で売っている野菜は、無農薬、無化学肥料、
いわゆる自然栽培のおいしく元気な野菜、だったかと思う。
まぁ、その当時は寮住まいで自炊ではなかったので、
あまり野菜は買わなかったが、独特の雰囲気の八百屋でした。
現在店長の長本仁さんはこう語っている。
・・・・・
「一風変わったおじちゃんたちが出入りしている」というのが、子ども時代のお店への印象。髪が長くてひげを生やして、ジーパンを履いている。少なくともスーツを着た一般のサラリーマンとは違う風貌。「洞窟みたいな八百屋だった(笑)」
2階のオーガニックレストランは、何回かオーナーが変わったかと思う。
私が行き始めたころは、
ほんやら堂といっていたかと記憶にある。
今は、バルタザールというらしい。
ここのお酒と料理がうまいうまい、
素材にこだわり、これまたこだわりの調味料で料理されたツマミ、
お酒も選び抜かれた良質のものばかり。
すごくいいお店でしたが、いかんせん
安くない。
当時から、飲んだくれ(たくさん量を飲む)の上にケチ、
そのうえ、当時は今以上に持ち合わせがなかった、
ですので、あまり入ったことはなかったのです。
3階には一番良く行きました。
私は実は本に関しましては、ケチではございませんで、
パッパッ、と買ってしまうのです。
しかも、この本屋、プラサード書店にはわたくしの興味をそそる本ばかりがずらっと並んでおりました。
どんな本が並んでいたかというと、
それは、現在の店長である、ゆりこさんの言葉を引用してみましょう。
・・・・・
生きている謎を共有し、生きていることを祝福し、生きるハウツーを提供したい、と思って、身体と心と環境に良い本を並べています。
・・・・・
今も昔も変わっていないですね。
でも、今は本を読む人も少なくなってしまったうえに、ネット上で購入する人が大半の世の中、リアル書店のナワプラサードも、本当に経営が大変だということです。
ご訪問の折には、一冊でも、ご購入をお願いいたします。
ネットショップも始めたそうです。
さて、3階にはもう一つスペースがありまして、
それが、ほびっと村学校。
ここの講座にはいろいろ参加しました。
その話もいずれできたらいいですね。
今はこんなことをやっているようです。
昔とあまり変わらないようです。
では今日はここいらへんで、
失礼いたします。