表に出てくるんじゃないぞ、あともう少し。

今日の話は、

フィクション

嘘話である。

そこよろしく。

・・・・・・

かつての

同僚

仮にAとしておこう。

男である。

この男、一見風貌は

好青年、トイレ掃除なども、シャカシャカやっていたりして、

世を欺いていた。

この男の、真の姿を垣間見たのは、

数年後、

私の愛弟子が中学生になった頃のことである。

ある日、なんと、愛弟子の額に文字が見えるではないか!

と書かれていた。

いや、彼はキン肉マンの、ファンではなかったはず。

世代が、そもそも違う。

彼はやんちゃな方であったが、自分で鏡を見ながら、正確に

と書くような、器用さはなかったはず。

私は、Aだと直感したが、

現場を押さえたわけではなかった。

他にも、

疑惑の塊であった、

ヤラカシ男Aが転勤する時、

送別会(あぁ、死語になってしまいましたね)で

何やら私にいうではないか。

しかも、周りに人がいない時を見計らってかのように。

 

「飲んだくれさんを、隠れリスペクトしてました。」

 

はぁ、

やばいぞ、

このへ〇〇い男が、

俺になんの要求だ、

去るのをいいことに、とんでもないことを要求してくるのか。

あれか、これか、

まさか、、、、、、!

 

まじでやばいぞ、

と、色を失っておりますと、

「これからも頑張ってください。」

といって去って行った。

なんだったんんだ、いったい、

人前では要求を口にもできない事なのか、

さらに恐れ慄いた私は、

酔っぱらうしかなかった(人の送別会なのに、、、、、)

 

後に、

言葉の真の意味を知ったのだが、

それはそれで怖かった。

だって、

ですよ。

 

今、彼は

風の噂によると、

それなりにいいポジションで頑張っているという。

は、若気の至りであったのだろうか。

 

 

しかし、待てよ、

若毛の至りに比べたら、

可愛いもの

そうだ、

なぞ、かわいいもの

Aなど、

足元にも及ばない、

ヤラカシ男は私であった。

 

そうか、

当時はかなり大人しくしていたつもりではあったが、

にじみ出ていたのだな。

 

今過去を振り返って、

ようやくわかった。

そういうことだったんだな。

 

だが、Aよ。

今の君ならわかると思うが、

直は良くないよ、直は、

なんだってそうだ。

 

〇〇ちゃったらどうするつもりだったんだ。

 

せめて透明の肌触りの良いあれ

 

に書いて

というような工夫はなかったのか、

(いや、そういう問題ではないか)

 

Aの噂は、時々聞こえてくるけれど、

へ〇〇いの牙は巧妙に、隠しているらしい。

まぁ、彼なら、隠し通せるだろう。

 

振り返って、

私はどうだ、

私はその手の

へ〇〇いではないが、

隠し持っているものは、

ある。

 

どうか、

どうか、

大金を手に入れるまでは、

隠し通せます様に。

 

私の切なる願いの一つが、それだ。

 

 

 

*この物語はフィクッションであり、本人はじめ実在する特定の人物には当てはまりません。