「ふと」って最強?その1

人為

その反対語は?

 

なんでしょうか。

 

唐突ですが、

西洋人は自然を支配するべきものとして認識し、

東洋人は、自然を、そのなかで生きるものとして認識している、

風なことを訊いたことがあるのですが、

今は、

日本人こそ、自然から遠く離れて生活しているのではないか、

ということを最近強く思ったのであります。

 

理由はこうです。

 

日本人、勤勉。

いいことです、ですが、

勤勉ということは、人為、満載。

人為?

そのイメージは、

 

やります!!!!

ええ、やりますとも、

24時間働きます。

そのつもりで、働きます。

がんばらないわけにはいかない。

だって、やる気が大事。

モチベーション必須。

そういうビジネス書、ちょっと前は、流行っていたのではないでしょうか?

 

まぁ、それは、過去の遺物だとしても、

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願望ですよ、人間は。

願望を宣言しましょう、

そうしたら世界はあなたの宣言をかなえます。

いや、世界は、あなたの世界なのです。

あなたの世界は、あなたが作っているのです。

あなたの意思が世界を創っている、

そのことに気がつきましょうよ。

 

自己啓発系の書物によく書かれているフレーズです。

スピ系ですな。

あなたはあなたのままでいい、

そこからはじまって・・・・・・

それはそれでいいのだと思うけれど、

結果、騙された人はたまったものではありません。

 

私は思います。

 

意志や意図が今の世界のドラマを作ってきた

のだけれども、

意図しない、

不図(ふと)ということが、

これからは重要になってくるのではないでしょうか。

 

ふと、そう思う、

ふとそう感じる、

ふと思い立って、

ふと、

意図はそこにあった!

 

「ふと」

それはとても有益なキーワードになると感じている。

 

次回は具体例も交えながら、

そのことについてもっとわかりやすく書きたいと思います。