大好きだった漫画の作者
ジョージ秋山さんが亡くなったという。
小学生や中学生の時に読んだ。
アシュラや銭ゲバの主人公はとても悲しい、悲しい主人公だったと記憶している。
デロリンマンは哀しい主人公であった。
報われないのだ。ひたすら悲しい。哀しい。
デロリンマン、大好きだった。
ジョージ秋山という人は、とてもやさしい人だと、
子ども心に感じていたのだろう。
怖かったけれど、アシュラや銭ゲバに惹かれて読んだことを覚えている。
深い哀しみを、子ども心に、デロリンマンに感じながら、デロリンマンが大好きだった。
そして
浮浪雲。
20代の頃に首ったけになり、数十冊読んだ。
浮浪雲になりたいと、思った。
読みながらずっと思っていたことは、
私は今でも
浮浪雲みたいな生き方ができたらいいな、と思っている。
ジョージ秋山さんはどうだったのだろうか。
それが今改めて気になる。
晩年は浮浪雲になったのだろうか。