52ヘルツのクジラたち
泣いた。
読んでいて涙が溢れた。
ひとはひとをおもう。
ひとがひとをもとめるそのとうとさになみだがでた。
ひとがひとをおもうそのせつなさにないた。
ひとが、いきのびようとする、よわさが、たまらなく悲しかった。
どんな辛い思い出でも、それを御破算にしようとしなければ、奇跡は起こる。
そんな作者の強さに、読む目が潤んだ。
このブログを読んでくれているあなたが、
少しでもこの小説に、
心惹かれたならば、
迷わず、読んでください。
52ヘルツのクジラたち
町田そのこ 著