漫画で映画だ。
おもしろいぞ。
人情が、ある。
2020年の今、人情って、なに?
たぐいまれな殺し屋の才能を持った、
ファブルが、ボスのなんかわからない、
きまぐれ?で、一般人として暮らすことになる。
めでたし、めでたし。
というわけにいってしまっては、商売は成り立ちません。
ファブル改め、佐藤アキラは、さまざまなトラブル、
やっかいで、
危険な出来事に巻き込まれていく。
しかし、通底するのは、
あったかさ。
そうです。
あったかいのです。
あったかいんだぁ、よしよし、
あったかいことはいいことだ!
いや、
2020年でして、今は、
人類の進歩と発展、輝く高度成長!!
寺内貫太郎一家の、家また壊れましたね、的な、
わかりやすい、あったかさは、
今は、たぶんないでしょう。
どうしようもない極限で、藪から棒に出てしまう人間の不思議。
それがあったかさであるので、
面白い。
一見理解不能な、
どこからかやってきた、
あったかさ。
ザ・ファブルのあったかさの、おもしろさはここにあります。
細かいことは、言いません。
機会があったら、是非読んでみてください。
今の時代に、
やさしさってなんだろう?って、
考えたことのある方で、
マンガ好きな方でしたら、
大好きな漫画の一つになること、
請け合いたいです。