もうすぐ6月 ~ここに美しい仕事がある~

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その仕事はそれでOKだよ👌ねえ 龍さん


今日は令和2年5月24日

明日25日に緊急事態宣言解除の見通しが出るのだろうか。

日常が戻ってくる?

のだろうか???

いずれにしても

これからが大変だろう。

 

教員が感情労働者なのかどうか、

私にはよくわからないが、

教師が感情をコントロールしているということはとても大事なことだとは思っている。

 

 

コロナ前の日常とは少し違った日常が始まったら、

しばらくはいろんなハプニングがあり、対応に追われるだろう。

しかし必要なことは、

これまでと同じように、

明るく元気に子どもたちや保護者の方と接することだ。

 

機嫌よく過ごし、ハプニングには冷静に対応する。

 

そのためには、無理をしないことが大事だと思う。

すべての仕事を同じようになんかできない。

そのことには、20%から120%まで、どの程度の力が必要なのか、

一歩そこから退いて、判断する。

今こそ、人の評価を気にしている場合じゃないのだから、

自分で判断する。

1歩退いて、

自分の全体を感じて、

相手を感じて、

そして、もっと広く感じてみる。

そうしたら、そのことにどのくらいの力で臨んだらよいのかが、見えてくると思う。

 

無理をしないで、できることからひとつひとつやっていく。

あまり、結果を気にしない。

0じゃなかったら、良しとしよう。

マイナスだったと感じたら、素直に間違いを認め、やり直そう。

自分で感じ、判断する。

独りよがりになれと言っているわけではない。

まず、自分一人で立つこと。

足の裏を感じ、

大地を感じ、

同じ大地に立つ周りの人を感じること・・・

・・・一呼吸おき・・・

・・・そこから動き出そう。

 

そして、協力し合うことがとても大事になってくると思う。

余裕があれば同僚を気遣う、手助けをする、声をかける。

 

体調を整え、元気にやっていこう。

そして

美しい仕事がここにある、と自分に宣言できるように、基本のんびりやろう。

最後に、茨木のり子「六月」を紹介します。

 

六月                             茨木のり子

 

どこかに美しい村はないか

一日の仕事の終わりには一杯の黒麦酒

鍬をたてかけ 籠を置き

男も女も大きなジョッキをかたむける

 

どこかに美しい街はないか

食べられる実をつけた街路樹が

どこまでも続き すみれいろした夕暮は

若者のやさしいさゞめきで満ち満ちる

 

どこかに美しい人と人の力はないか

同じ時代をともに生きる

したしさとおかしさとそうして怒りが

鋭い力となってたちあらわれる