チェンソ―マンと若冲

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チェンソ―マン

現代の漫画である。

いろいろと話題になっているようだ。

 

世がコロナ禍になる前のことだから、

かれこれ、2年位前のことであろうか。

中華屋でジャンプを手に取ってみたら、何っこの漫画ぁあ!

という、マンガが目に飛び込んできたぁぁぁそれが、チェンソ―マンであった。

それ以来、気になっていて、最近ようやく、既刊9巻を大人買いすることができた。

 

そして、見た。

いや、話題になるのがわかったよぉ。

出会ったのは初めてだよぉおという、表現の能力なのでした。

けれど、悔しいかな、、、、、

説明ができない、

言葉にできない。

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きのうのことである。

ライジン若冲」というNHKの時代劇を見た。

若冲というのは人の名で、江戸時代に活躍した絵師である。

 

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若冲の絵は豊穣である。

森羅万象が、

いのちが、

息吹が、

音楽が、

在る。

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チェンソ―マンの世界もしかし、豊穣である。

森羅万象が、

いのちが、

息吹が、

音楽が、

 

簡単に

 

崩れてゆく。

 

片や

世界のありようがありようそのままに受け取る可能性に満ちた時代。

片や

こわしてもこわしても、せかいのありようがみえてこないじだい。

 

わたしは、藤本タツキ(チェンソ―マンの作者)の才能がなんであるのかを、

若冲の番組を見ることで、すこしだけ、理解できたような気がするのだが、

やはり、言葉にすることは難しい。

 

もしかしたら、

チェンソ―マンは、

神話か!

しかし、神話、私、苦手なのである。

 

明日は、10巻が出る日である。

最終回が含まれる巻なのだろうか?

全部見たならば、もう少しは、言葉が出てくるのだろうか。

とても気になる作品ではあるので、

言葉が出てきたら、いいなぁと思っているので、

その時はどうぞお付き合いください。