2020-01-01から1年間の記事一覧

父親のこと 〜お盆によせて

2011年1月、 父親を見送った。 それまで苦しそうに息をしていた父の呼吸が、 静かになった。 見送ることができたのは私ひとりだったので、 静かなお別れだった。 父と私は、似ていない。 まず、容姿が違っていた。 弟がいるのだが、見た目、親父そっく…

祖母のこと〜お盆によせて

祖母は川向こうの村から祖父の住む町に嫁いで来た。 苦労人で、 おばちゃん(祖母のことをそう呼んでいた)の腰は曲がっていた。 家の料理のほとんどは祖母が作っていた。 おばちゃんのおかずは?と聞くと、 「残りもんでいいんだ。」 と言って、 みんなが食…

祖父のこと〜お盆によせて

子どもの頃は提灯を灯してみんなでお墓参りに行った。(写真はイメージです) 昔のことだ。 妹が生まれ、 弟が生まれ、 7人家族になった。 ずっと7人だと思っていた。 私が就職して1年目の夏、 爺ちゃんが亡くなった。 明治生まれ、 尋常高等小学校を卒業し…

特別支援学校関連の記事が、大新聞の一面に!

朝 新聞を見ると、 一面に「特別支援学校」の文字。 読むと、 必要最低限の設備を示した設置基準 今まで、特別支援学校については定まっていなかった。 それを定める方向であるという。 特別支援学校の入学者は年々増加しており、 施設の不備が目立っている…

ボニン浄土 小笠原諸島に行きたくなった。

またしても、クジラたち。 先日、 「52ヘルツのクジラたち」を読んだら、 とても面白かったということを書いた。 今回、読んで面白かったのが、 「ボニン浄土」 今日のブログの目的は、 この小説を読んでいただきたいということ。 すごく面白い、とてもいい…

米津玄師 聴いてみた。

米津玄師 家人が騒いでいるのは知っていたが、 「とにかく、人気のあるものお断り!」 と、人格入り口に張り紙をしている私としては、 米津玄師はお断りしておりました。 で、長らく、「はぁ、レモン?パプリカ?馬鹿?なんですかぁ。」 などとほざいており…

表に出てくるんじゃないぞ、あともう少し。

今日の話は、 フィクション 嘘話である。 そこよろしく。 ・・・・・・ かつての 同僚 仮にAとしておこう。 男である。 この男、一見風貌は 好青年、トイレ掃除なども、シャカシャカやっていたりして、 世を欺いていた。 この男の、真の姿を垣間見たのは、 …

西荻窪 ほびっと村のこと。

田無に住んでいたころ、 きっかけはなんであったか、 思い出せないのだが、 西荻窪にある、 ほびっと村というところに行った。 今から40年以上前の話だ。 それが、もうあなた、わたしにどんぴしゃり、 はまりました。 ほびっと村というのは、 3階建ての黄…

再び、「阿炎よ!がんばれ。」

阿炎への期待は大きかった。 阿炎、考えて という題名のブログが前回。 どうやら、阿炎は考えたらしい。 キャバクラに行った回数を少なく報告。 一緒に行った幕下力士と口裏合わせもしていたらしい。 考えろって、そこんとこじゃないんですけど。 処分にかか…

阿炎、考えて!

考えろ!阿炎。 本名 堀切洸助 1994年 埼玉県越谷市生まれ。 中3で全国中学3位。 高3で高校総体16強。 高校卒業後、錣山部屋に入門。 19年名古屋場所で新小結に昇進。 20年幾多の失態をさらし、引退届提出。 阿炎である。 大変なことになった。…

照ノ富士 艱難は汝を玉にしつつある。

照ノ富士 スピード出世をした男である。 恵まれた体格と、才能で、 大関まで駆け上がった。 横綱になるのも、遠からず… そんな強い男だったが、 私は好きになれなかった。 イケイケごーごーーごーーーー そんな雰囲気ぷんぷん出会ったから、だろう。 その照…

いすみ市に土地を見に行った。

土地を見てきた。 目的は小屋を建てる土地。 できれば、山とか海の近く。 また、できれば、周りにあまり人が住んでいない土地。 で、行ってきました。 千葉県いすみ市。 なんと、移住希望者が、かなり多いらしい。 山があり、海があり、自然が豊か。 そんな…

にせものと、ほんものの話し。その2

にせものと、ほんものの話し。 私が世界と認識している、それは、 ほんものなのか、 にせものなのか。 これはこれで相当難しい問題らしい。 なので、 一歩引いてみましょう。 今ことさら自分の中で、 話題にしていること、、 それは、 自分の人生は、 本物と…

「ほんもの」か?「にせもの」か? その1

『ホンモノ』? 『ニセモノ』? この世界はほんものなのか、 それとも偽物なのか? うぅ、 いッたぁい、痛いよ、飲んだくれ! しばらくご無沙汰だと思ったら、 脳、やられたか!! いや、ポジさん、、 そりゃ多少はやられていますが、 まだ、だいじょうぶです…

密集、密接は最高の贅沢?

密集、密接は、 密閉された地下での、 闇の贅沢になる。 かつて、 太平洋戦争後、 世の中は、食糧難。 しかし、あるところには、あったという。 ないものは、あるところにはある。 ないよ、ないよ、どうしよう、、、 と熱望されるものほど、 あるところには…

まだ、固まってません❤️

まだ、固まってません、 そう、わが、心の聖地、 田無寮の㋬後輩、S君の、お言葉である。 私はこのお言葉を、 是非とも、是非とも、 このお言葉の奥深さを、 しっかりと、 みなさまに、 伝えたい、伝えたい、伝えたいのだぁぁぁぁ、、、、,,,, 熱き想いがぁ…

田無寮 ~ テレビに出た、㋬ S君のこと

田無寮 大学時代 4年間過ごした、 わが聖地である。 私が、4年生の時、 とてもユニークな後輩がいた。 名を、S君といった(もちろんイニシャルである)。 その人物と同室は、負けず劣らずの㋬4年生、T君。 この男、社交ダンスに命を懸け、 誰もいない、真…

アビ、そして「のたり松太郎」

松太郎と田中 自業自得を絵に描いたような男。 アビである。 アマビエの略でも、 アマエビの略でもない。 そのまま、 アビ、である。 もひとつおまけに、 そのまま、アビである。 師匠は、誠実を絵に描いたよう、と評された男。 現役の時のしこ名は、寺尾。 …

コロナ感染て、自業自得なの?

自業自得 上等じゃねえか。 受けてたってやるぜ。 そう、言える人がどれくらいいるのだろう。 私は、新型コロナにかかったら、と思うと、 怖い。 病気になって、苦しむというより、 かかったのね、あんた、かかったのね、 と言われることが怖い。 だからかか…

鴨長明のこと

鴨長明 方丈記の作者 その生涯を書いた小説 「方丈の弧月」 もう少しで読み終わります。 その感想であります。 鴨長明は、和歌と、琵琶の名人であった。 鴨長明は、偏屈で狷介固陋、頑迷で疑い深く、扱いづらい。 身体も強くなく、人と交わうことが苦手、好…

まったくもって、牧歌的な時代でありました。

平和な時代。 今から40年以上前のこと。 (40年!ちょっと、感想を言いたくなった、40年って、あっという間、なんだな) ( 失礼しました) 40年以上前、 私は高校生。 私の通っていた高校は、 結構ユニークな学校で、 3年生の時だったか、 技能教科…

セルフカットは、続いています。

ほんまもんの一休には毛があった? やっちまったよ、セルフカット、 というブログがあったので、 言う。 私は、12年前から、 セルフカットである。 ・・・・・・・・ 年々、 隠しきれない~ 隠しきれない♪♪~ あぁ、 隠しきれなくなってきたので、 私、決…

空手のこと

空手 強くなりたかった。 「空手バカ一代」を本気で信じた。 だから、極真会館の通信教育に申し込んだ。 長くは続かなかった。 当時は続かない自分を責めたが、 今思うに、いい加減な通信教育だったのだ。 いろんな意味で、マスオーヤマは、 わたしにとって…

やわらかな日本刀。

日本刀は鉄でできている。 鉄は硬い、 まして、日本刀は、 曲がらない、折れない、 強くしなやかな、武器。 だけれども、 実際の日本刀を手に持つと、 その柔らかさに驚く。 そう、 なにいってんだ! という、おきまりの言葉が聞こえて来る場面だ。 はい、日…

コロナ報道、ちょっと変だよ。

コロナの感染者が増えている。 それが、GOTOキャンペーンとかにも影響して、 ニュースになっている。 テレビを見ていると、 コロナの後遺症とか、 最近はそんなことがニュースになっている。 真実は何なんだぁ!!! コロナにかかったら、どうなるんだ。 職…

戦前、刑務所で日本刀が作られていた。

日本刀に惹かれる理由。 それはその精神性にある。 日本刀製作は古来神事であった。 よく練られ、鍛えられた日本刀は、 宝物として神に捧げられた。 反面、日本刀が、戦いの武器として、 戦場で使われてきたことも事実だ。 しかし、戦場における主たる武器は…

来し方 ~ケチでござんす。

飲んだくれなのに、ケチである。 飲んだくれは私だ。 私は、ケチである。 ケチとは何だ。 ケチとは、倹約家のこと。 ケチとは、守銭奴のこと。 ケチとは、がめついこと。 あぁ、 ケチにいいイメージはない。 ですが、あえて私は告白する。 私は、とてもケチ…

来し方 ~てっちゃんのこと

てっちゃん(仮名) 初任で勤めた学校に、 おもしろい男がやってきた。 名はてつ(仮名)。 なぜかすぐに気が合った。 てっちゃんは、学生時代、 ベースマンで、 スナックとかで演奏のバイトをしていたらしい。 俺は音楽には全く無縁の男であったが、 スナッ…

来し方 教員養成所

一年間、この門を通いました。 小学校の教員になりたかった。 しかし、通っていた大学に、 小学校教員養成課程はない。 どうしたら、小学校教員になれるのだろう。 結構悩んでいた時に、 大学寮のおばさんが聞いてきた。 「○○君は何やるのさ」 俺は答えた。 …

星新一のショートショート

星新一 最初にはまった小説家です。 ヒカリ という小説を読んだ。 作家の新境地らしい。 新境地のテーマは、「量子」 「量子」的世界観を知った作者が、 それをもとに新しい物語をつくりたかった、と推測する。 話自体は面白くなかったわけではないが、 いか…